離婚について弁護士に頼むタイミングとして、私が個人的におすすめするのは離婚を夫に切り出した後だと思います。

あなたが有利になるように離婚をするために順を追って説明しますね。

1 離婚を決意

離婚をしたいと思いますよね。その時の離婚原因となるものは何でしょう?
夫の浮気、DV、色々あると思うのですが、この離婚原因というのがすごく重要になってくるんですよね。

2 離婚原因の証拠集め

特に浮気などは証拠の数があればあるほど良いです。一番長引くと離婚裁判にまでいってしまいますが、離婚裁判となると、離婚原因を立証出来るか出来ないかで、勝敗が決まってしまうんですね。そのために証拠集めが重要になります。

3 弁護士に相談

まずここで一度依頼ではなくて、相談に行く事をおすすめします。弁護士には、相談と、依頼と二つあるのでここでまずは相談をするのが良いでしょう。
なぜかというと、2で集めた証拠が、本当に法律上で証拠として認められるかどうか、わからないからです。そういった資料などを集めておいた上で、弁護士に相談しにいけば、弁護士側としても、目的がわかりやすくて質問にも応えやすくなります。

4 離婚後の生活のために出来る事

離婚後の生活のために出来る事として、ある程度まとまったお金の工面だったり、仕事をするために資格を身につけておいたりと、用意周到に準備をすすめておいて下さい。DV等の被害を受けている方はこの段階で別居するのが良いでしょう。

5 夫に離婚を切り出す

離婚しても生活が出来そうって準備が整ったら、夫に離婚を切り出してみて下さい。そこですんなり、話がまとまれば、協議離婚成立です。ただし、慰謝料、養育費、財産分与などは公正証書にまとめる事を忘れないで下さい。ここで話し合いで解決出来なければ、離婚調停にいきます。

6 弁護士に依頼

離婚調停にとなったら、弁護士に依頼をするタイミングとしてちょうど良いと思います。夫婦で話がまとまらなかった部分がはっきりしていますし、調停で、どうやってより有利な条件で離婚出来るか、という戦略面でも相談に乗ってもらえますし、何よりも精神的な疲労がすごいので1人で乗り切るのは大変です。サポートしてくれる人がいる、いないで大きく変わってくるので、このタイミングで弁護士に依頼するのがおすすめです。